ソーシャルメディアで写真を共有して目立ちたいモバイル初心者向けのソフトウェアです――アドビ システムズが6月11日に配信したスマートフォン向けカメラアプリ「Photoshop Camera」(iOS/Android)の説明文がストレートすぎて面白いとTwitterで話題になっている。同社は「皆さんの温かいリアクションに社員一同喜んでいる」とコメントした。
Photoshop Cameraは同社のAI「Adobe Sensei」が、カメラに映る被写体と背景を判別して自動で画像を加工するアプリ(iOS/Android)。80種以上の加工プリセットを搭載しており、複雑な操作なしにさまざまな表現ができるという。
iOS版のアプリ説明欄には「Photoshop Cameraは、ソーシャルメディアで写真を共有して目立ちたいモバイル初心者向けのソフトウェア」とある。Twitterでは「ドストレートで好き」「私も初心者だから使ってみようかな」といった反応が見られた。
ITmedia NEWSの取材に対し、同社は「通常、文章作成に関しては社内でのレビュープロセスがある」とし「今回はこのようなユーザーのリアクションを期待したものではなかった」と話した。
「本件については、内容を社内で再度精査し必要に応じて対応する」としているが、Twitterでは「そのままでいてほしい」といった反応もある。
Photoshop Cameraは簡単に“SNS映え”する画像を作って遊べるアプリとして、今後もユーザーのクリエイティビティを高めてくれそうだ。
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