米Googleは6月24日(現地時間)、サービスでのプライバシー改善の一環として、Google検索、Googleマップ、YouTubeの「シークレットモード」の起動を簡単にしたと発表した。iOSアプリの右上に表示される自分のプロフィール写真を長押しすることで、シークレットモードに切り替わる(本稿執筆現在、筆者のiPhoneではまだ対応していない)。
「間もなくAndroidやその他のアプリでも利用できるようになる」見込み。また、「Googleアプリ全体でシークレットモードを維持できるように取り組んでいる」という。
シークレットモードとは、サービスの利用履歴を保存しないモードだ。シークレットモードで検索した検索語や目的地やナビ、(YouTubeの)閲覧履歴がGoogleアカウントに保存されない。Chromeでは2008年から、YouTubeでは2018年から、Googleマップでは2019年から利用できるようになっている。
Googleは同日、新規アカウント作成時に、位置情報とウェブとアプリのアクティビティを18カ月で自動削除する設定を、YouTube履歴は36カ月で自動削除する設定をそれぞれデフォルトにすることも発表した。
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