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» 2020年07月02日 15時47分 公開

Apple Silicon MacはBoot Campをサポートしない

フェデリギ氏とジョズウィアック氏がそろって、著名ポッドキャスト番組に出演した。

[MACお宝鑑定団]
MACお宝鑑定団

 ポッドキャスト番組Daring Fireballのジョン・グルーバー氏が、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長であるクレイグ・フェデリギ氏とiOS、iPhone/iPadマーケティング担当上級副社長であるグレッグ・ジョズウィアック氏をゲストに招き、WWDC 2020スペシャルインタビュー「The Talk Show Remote From WWDC 2020」を公開している。

photo クレイグ・フェデリギ氏

 グルーバー氏は、AppleはMacを段階的に排して、iPhone、iPadに移行すると噂されていたが、今回の発表で、Macがさらに前進することを知ったと驚いてみせた。これに対してフェデリギ氏は、Appleは、スマートフォン市場ででiPhoneを、タブレット市場でiPadを、パソーナルコンピュータ市場でMacを提供しており、それぞれの市場で最高の製品であり、Macに莫大な投資を続けていると話し、Macがさらに進化を遂げる未来のために今回発表できたことをうれしく思うと述べた。

 Apple Silicon Macについては、グルーバー氏が最初にやりたいであろうターミナルを起動して作業できるし、Mac App Store以外からアプリケーションをインストールすることもできると話した。

 Apple Silicon Macでは、iPhone、iPadアプリも実行することが可能だが、デベロッパーは、Apple Silicon Macではダウンロードできないようにオプトアウトすることも可能だと説明している。

photo グレッグ・ジョズウィアック氏

 グレッグ・ジョズウィアック氏は、今後数年間、Intel MacをサポートするmacOSをリリースし続けると話し、現在のMacは素晴らしいパーソナルコンピュータであり、私は、Apple Silicon Macが出てくることを知っていたが、迷わず娘にMacBook Pro (16-inch, 2019) を買ってあげた。なので、何も心配はいらないと話している。

 フェデリギ氏は、仮想化フレームワークにより、x86プラットフォーム環境を実行することはできるが、Intel MacでWindows環境を完全構築できる「Boot Camp」はサポートしないと説明している。

 直接ネイティブブートしなければならない必然性は感じられず、仮想化環境を提供するデベロッパーが開発してくれることを期待していると説明している。

 macOS Big SurがmacOS 10からmacOS 11へのバージョンナンバーを1段階変えたことに関して質問されると、ジョズウィアック氏は、Apple Silicon Macをサポートする最初のmacOSになるということが一番大きな変化点であり、また、今後Macの進化の未来を語り続ける上で良い時期だと考えていると話した。

 Macは長い間ウィジェットをサポートし続けてきて、その利便性についてよく分かっており、そうした利便性をiPhoneにも提供しようと考えていて、また、iPhoneの機械学習やニューラルエンジンといった特徴的なハードウェアをMacでも使用可能にする必然性を感じていたと話している。

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