自動車メーカーの独Daimlerが、顧客向けポータルサイトにクラウドサービス「IBM Cloud」を導入する。IBMがこのほど発表した。高度なセキュリティ対策を行いつつ新サービスを展開しやすくするという。
新サイトはIBM Cloud Kubernetes Serviceをベースに構築。さまざまなWebサービスをマイクロサービスとして展開でき、顧客のニーズに応じてスピーディーに新機能を導入したり、拡張したりできる。さらにセキュリティ機能「IBM Hyper Protect Services」の活用で、機密性の高いデータを安全にクラウドにアップロードできるとしている。
Daimlerはこれまでも、次世代リチウム硫黄電池の開発でIBMの量子コンピュータを活用している。デジタル改革の推進に向けてIBMとの協業を強化したという。
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