米航空宇宙局(NASA)が5月30日(現地時間)にフロリダ州ケープカナベラルから打ち上げ、国際宇宙ステーション(ISS)に約2カ月滞在していた米SpaceXの有人宇宙船「Crew Dragon」が8月2日(現地時間)、フロリダ州ペンサコーラ沖のメキシコ湾に着水し、SpaceXによって無事回収された。
自動で開くはずのハッチが開かないというアクシデントはあったが、乗組員の宇宙飛行士、ボブ・ベンケン氏とダグ・ハーレー氏はSpaceXのチームによって無事船外に脱した。
この「Demo-2」テスト飛行は、NASAの商業輸送プログラムの一環で、SpaceXの最後のテスト飛行になる。
SpaceXはCrew Dragonを検査し、年内に実施する予定の野口聡一飛行士も搭乗する本番ミッションに備える。このミッションは、NASAの認定を待っており、認定には約6週間かかる見込みだ。
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