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メルカリ、うがい薬の高額転売に対応検討 医薬品の違法出品は削除中

» 2020年08月05日 12時20分 公開
[安田晴香ITmedia]

 メルカリは8月4日、無許可販売が規制されている医薬品うがい薬の出品がフリマアプリ「メルカリ」で相次いでいる件について、該当する出品を順次削除していると明らかにした。合法の医薬部外品の出品についても、市場価格と著しく異なる高額商品は削除などの対応を検討しているという。

 大阪府が医療機関らと8月4日に開いた共同会見で、消毒薬として用いられるポビドンヨードを含むうがい薬の新型コロナウイルスへの影響に言及。会見直後から、うがい薬がメルカリなどのフリマアプリに多数出品された。その中には、医薬品医療機器等法で無許可販売が禁止されている医薬品うがい薬「イソジン」なども含まれていた。

photo メルカリの出品。医薬品に該当するポビドンヨード入りうがい薬が違法出品されていた

 このような事態を受け、メルカリは医薬品医療機器等法と医薬品・医療機器に関する自社の出品ルールに基づき、医薬品に該当する商品は順次削除を行っているという。同じく多数出品されている医薬部外品のうがい薬も「今後の状況なども鑑み、著しく高額な商品は削除などの対応を検討、実施していく」(同社)としている。

photo メーカー希望小売価格が500円程の医薬部外品も1000円以上で出品されている

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