ITmedia NEWS > 速報 >

布団から起き上がるとアラーム停止 ソニー「マルチファンクションライト」がモーション操作に対応

» 2020年08月07日 11時57分 公開
[ITmedia]

 ソニーネットワークコミュニケーションズは8月7日、モーション操作に対応したネットワーク対応LEDシーリングライト「MFL-2000S」を発表した。「マルチファンクションライト」のハイエンドモデルとして21日に発売する。販売価格は4万7000円前後(税別)。

「MFL-2000S」

 新たに人感センサーをトリガーとした自動化に対応。人が部屋に入ると照明やエアコンをオンにしたり、人が一定の時間いないことを感知してオフにするなど、スイッチに触れない家電操作を可能にする。起床時には人が布団から出て体を起こす動作を感知してアラームを止めたり(MFL-2000Sの『おはようモード』使用時)、不在時に人の動きを感知して警告音を発したりする機能も備えた。

 マルチファンクションライトは、各種センサー(人感、温度、湿度、照度)や家電を操作する赤外線発信部、Wi-FiやBluetoothの通信機能などを備えた“IoT照明器具”。これらの機能を内蔵したコントロールユニットと専用LEDシーリングライトに組み合わせて使用する。設定は専用スマートフォンアプリ「MF light」(iOS/Android)で行う。

専用アプリの設定画面
主な仕様

 ソニーは2016年に最初のマルチファンクションライトを発売したが、当初は販売ルートをハウスメーカーなど業務用途に限っていた。その後、ソニーネットワークコミュニケーションズに事業を移管、18年から一般販売を行っている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.