公共交通オープンデータ協議会は8月19日、東京都交通局の運行する都営バスの走行情報データをGoogleに提供開始したと発表した。18日から、Googleマップの経路検索画面に都営バスの現在位置が表示されるようになった。
同協議会は公共交通事業者や大学、自治体など79 団体(2020年8月1日時点)で構成。鉄道、バス、航空、フェリーの公共交通関連データのオープン化に向けた活動を行い、2019年5月から交通機関のデータをワンストップで提供する「公共交通オープンデータセンター」を運用。同センターによる活動の一環として、公共交通事業者が持つデータをGoogleマップへ提供する。
今後も同協議会は東京でのスムーズな公共交通サービスの提供に向け、事業者の協力を得ながらデータのオープン化や活用に取り組むとしている。
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