ヤフーは6月9日、経路検索アプリ「Yahoo!乗換案内」(iOS/Android)に、路線の混雑状況を4段階のアイコンで表示する「混雑トレンド機能」を追加した。過去にユーザーから収集した検索履歴データをAIで分析し、路線や方面、時間帯ごとの検索数を算出。多く検索されたルートは混雑する可能性が高いと判定し、注意を喚起する仕組み。対象は首都圏を中心とした65路線で、今後拡大する予定。
アイコンは「乗客が少ない」「やや少ない」「やや多い」「多い」の4種で、混雑度が増すごとに人の数も増えるデザインを採用。路線の混雑状況を可視化することで、通勤・通学時などに人が少ないルートを選べるようにし、新型コロナウイルスの感染リスクを低減する狙い。
ユーザーが乗車・降車駅、出発・到着時間などを設定して検索すると、ルートの候補一覧と合わせて、ルート内の路線で想定される最も高い混雑度を検索結果に表示する。一覧の中から個別のルートを選択すると、路線ごとの混雑度を表示。詳細画面では、途中で停車する各駅の混雑度も表示する。
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「Yahoo!乗換案内」に混雑を予測する新機能 ビッグデータとAIを活用 10分単位で予測Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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