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ヤフーとLINEの統合、合弁会社名は「Aホールディングス」? ソフトバンク「正式に決定したものではない」 しかしLINEが商標出願済み

» 2020年08月25日 23時25分 公開
[井上輝一ITmedia]

 ヤフーを傘下に持つZホールディングス(ZHD)とLINEが進めている経営統合を巡り、2社を統合するために設立する合弁会社の名前が「Aホールディングス」になると韓国聯合ニュースが8月25日に報じた。これに対し、ZHD親会社のソフトバンクは「当社から発表したものではなく、合弁会社の名称は正式に決定したものではない」と声明を出した。

 聯合ニュースは企業名の他、韓国NAVER創業者の李海珍(イ・ヘジン)氏がAホールディングスの会長を、ソフトバンクの宮内謙社長が代表取締役社長を務めると報じた。

 ソフトバンクとNAVERは8月3日からLINEの共同公開買い付けを進めており、出資比率50:50で合弁会社化する予定。この合弁会社がZHDを子会社化し、ZHD傘下にLINE事業を承継する新会社とヤフーをぶら下げるとしている。聯合ニュースによれば、この合弁会社の名称がAホールディングスになるという。

2019年11月にZHDとLINEが経営統合を発表した際の資料

 ソフトバンクは「正式に決定したものではない」とするが、特許庁の商標出願情報を見ると、Aホールディングスに決まるのは不思議ではない。

 ZHDは4月17日付で「○(アルファベット1文字)ホールディングス」の名称を大量に商標出願。○に入るのはB、E、H、Jなど16文字だが、「A」はない。その3日後である20日にLINEが「Aホールディングス」「A Holdings」を商標出願。ZHDの出願がダミー、もしくはZHDが今後用いる可能性のある名称だとすると、LINEが出願する「Aホールディングス」が“本命”の可能性は十分ありそうだ。

特許情報プラットフォームより LINEが「Aホールディングス」「A Holdings」を商標出願している
LINEの3日前にZHDが「○(アルファベット1文字)ホールディングス」の名称を大量に商標出願

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