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歌うためのマスク、河合楽器が発売

» 2020年09月14日 13時11分 公開
[ITmedia]

 河合楽器は9月14日、合唱や歌唱の際に飛沫拡散を抑える布マスク「コーラスマスク」を発表した。価格は1枚1300円(税別)。11月26日から全国の楽器店や河合楽器直営店、カワイ出版ONLINEなどで販売する。

「コーラスマスク」

 顔の下半分と首をゆったりと覆う布マスク。鼻の部分にワイヤーを設けて口の周りに余裕のある空間を確保する構造で、息苦しさや不快感を軽減するという。洗濯して繰り返し使える(手洗い推奨)。

 河合楽器では、「ブレスや発声が自然に行える。歌うシーンだけでなくピアノ等の音楽レッスンでも先生にも生徒さんが会話のストレスを感じない」としている。

 音楽業界や楽器メーカーにとって感染防止と歌唱、演奏の両立は大きな課題だ。8月には島村楽器が着用したままリコーダーやサックスを吹ける管楽器対応マスクを発売した他、演奏者団体などがクラシックコンサートの飛沫感染リスクを独自に検証するなど対策に向けた動きが活発化している。

島村楽器が発売したマスク。着用したままリコーダーやサックスを吹ける

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