パナソニックは9月24日、クラウド経由でエアコンと連携する加湿空気清浄機「F-VXT90」を発表した。エアコン側で「うるおい暖房」を選択すると、暖房時に空気清浄機が連動して加湿運転を始めるという。11月2日に発売予定で、店頭価格は9万6000円前後になる見込み(オープンプライス)。
対応するエアコンはパナソニック「エオリア」のうち、上位モデルの「Xシリーズ」。11月中旬に予定しているスマートフォンアプリ「エオリア アプリ」(iOS、Android)のアップデートにより、2018年度以降に発売した無線LAN搭載のXシリーズは全て連携するようになる。
エオリア アプリ側で「うるおい暖房」を選択していると、エアコンのリモコンで「暖房」を作動させた場合にも自動で空気清浄機が加湿運転を行う。パナソニックによると、同社が空調家電の分野でクラウド連携する製品を発売するのは初めて。
F-VXT90は、加湿との同時運転時で最大35畳の広さまで対応する空気清浄機。OHラジカルを従来の2倍にした高濃度「ナノイーX」を搭載し、花粉を99%以上抑制するまでの時間を半分にした他、専用スマートフォンアプリ「ミルエア」で運転モードのカスタマイズやリモート操作に対応する。
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