米航空宇宙局(NASA)は9月28日(現地時間)、米SpaceXの宇宙船「Crew Dragon」で宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)に輸送する本番フライトCrew-1を10月31日に実施すると発表した。日本人宇宙飛行士、野口聡一氏も搭乗する。
左から、ミッションスペシャリストのシャノン・ウォーカー氏、パイロットのビクター・グローバー氏、Crew Dragonコマンダーのマイケル・ホプキンス氏(以上NASA)、JAXAのミッションスペシャリスト、野口聡一氏(画像:SpaceX)NASAは5月にCrew Dragonの最終テスト「Demo-2」で初めて2人の宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ち上げた。この最終テストは8月2日の帰還で無事終了し、本番ミッションのためのデータ解析が行われている。
当初の予定より遅くなるのは、ロシアによる次のソユーズ打ち上げとのタイミング調整のためという。打ち上げはフロリダのケネディ宇宙センターからSpaceXのFalcon 9ロケットで行われる。ISSへのドッキングが成功したら、Crew-1の宇宙飛行士らはISSに6カ月滞在する予定だ。
NASA、野口聡一飛行士搭乗の「Crew Dragon」は10月23日にも打ち上げ
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