最後は「2021年のゲーム業界に期待すること」というテーマでトークが繰り広げられた。
新さんはテーマに対し「リアル・バーチャルを問わないコミュニケーション」を挙げ「アバターを通して自分とは違うアイデンティティーをゲーム内で実現するということが起きている。この流れがPS5やXbox、VRのハードでも進んでいくと思う。リアルとバーチャルを分けることに意味がなくなってきている」と、その理由を説明した。
「ウルトラワイドへの対応を望む」とするのは西川さん。装着が煩わしい、長時間プレイに向いていない、酔いやすいといったVRのデメリットを挙げたうえで、直視とVRの間のような体験として、ウルトラワイドモニターを推奨した。「32:9のウルトラワイドモニターでは、画角がおよそ90度になる。視野角いっぱいにゲームを楽しめるため、VRにかなり近い体験となる」という。
簗瀬さんは「クリエイターの頭の中にあることでも、ハードのスペック上実現できていないことは多くある。そうしたことができるようになった瞬間こそが、新しいハードの醍醐味(だいごみ)」とし「今想像できないものを遊びたい」と希望を述べた。
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