月探査計画「アルテミスII」の宇宙船「オリオン」。4月7日朝(日本時間)には、月の裏側に回り込み、アポロ計画以来54年ぶりに有人での月周回を行った。宇宙船には4人の宇宙飛行士が乗っており、道中ではニコン製カメラやiPhoneで月や地球を撮影している。写真はNASA公式サイトにて、EXIFデータ付きで公開中だ。
オリオンではニコンの「D5」「Z9」といったカメラが使われている。NASA公式Facebookアカウントの投稿によれば、D5は主力機として2台、Z9は1台をクルー用に持ち込んだという。Z9は当初持ち込む予定はなかったものの、次期計画「アルテミスIII」以降で利用予定だったことから、テストを兼ねるとしてクルーが土壇場で持ち込みを検討。搭載が実現した。
ニコンは2024年、アルテミスIIIに向け、カメラが宇宙に降り注ぐ放射線に耐えられるよう、NASAと連携して回路などの改造を進めていると発表していた。宇宙服を着用した状態でも操作しやすくするグリップや、温度変化の影響を抑えるブランケットの開発も公表していた。
その他、オリオンは改造したGoProカメラ(EXIFデータによれば「HERO4 Black」ベース)も搭載。クルーはiPhone 17 Pro MAXも持ち込んでおり、フロントカメラで撮影した写真も公開している。
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