3月から全世界で公開中の映画「プロジェクト・ヘイル・メアリー」。世界での興行収入が約480億円に達したと報じられ、日本でもSFマニアを中心に人気だ。一方、権利の問題で日本ではグッズを展開できず、ファンからは惜しがる声も。4月6日には日本公式Xアカウントが、Amazonで「3Dプリンター」と検索した結果のリンクを無言で投稿。公開しているデータの印刷を促す”斬新”な一幕も見られた。
プロジェクト・ヘイル・メアリーは、2021年発売の同名小説を映画化した作品。微生物「アストロファージ」によって危機に陥った地球を救うべく、宇宙船「へイル・メアリー号」に乗った主人公・グレースが宇宙で解決策を探るSF作品だ。米Forbesによれば、興行収入は公開から2週間で約480億円を突破。26年に公開されたハリウッド映画の中で最高の成績という。日本ではソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが配給している。
中でも、作中に登場する異星人「ロッキー」はマスコットとしても人気に。海外ではピンバッジやキーホルダーといったグッズが販売されているが、日本では入場特典のワッペンを除いて商品を入手できない。原因は権利関係で、日本のX公式アカウントはファンからの「日本のソニーはグッズを制作・販売する権利がないのか」という質問に「原則そうです」と答えている。
ただし、公式サイトでは日本含む全世界向けに3Dプリント用のデータを配布しており、環境があれば劇中でロッキーが作った人形や、ロッキーを模したアクションフィギュアを印刷できる。そのため日本公式Xアカウントは、苦肉の策として3Dプリンタの購入を案内しているわけだ。
投稿を見たファンからは「力技過ぎる」「公式が3Dプリンタを勧め始める映画は新しいな」といった反応も。一方で一連の要望に応えてか、日本公式Xアカウントは6日、新たな入場特典も予告。11日からロッキーのステッカーを数量限定で配布する予定だ。
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