SIEの担当者は「単に最高スペックのSSDを搭載すればいいというわけではない。販売価格という金額の制約はもちろん、SSDの高速処理とそれに伴う冷却性能を両立させるためのバランスや、本体内の各パーツの配置に試行錯誤した」と話す。
一見、課題がないように思えるPS5だが、強いて課題を挙げるとすれば旧機種「PlayStation4」(PS4)向けソフトとの互換性だ。
プレイステーションのカスタマーサポートの公式アカウントによると、PS5では、PS4用のゲームディスクを挿入してそのまま遊べることが予告されている。その場合、フレームレートの安定や向上が図られ、ユーザーはPS4よりも高い解像度でプレイを楽しめる。
現在のPS4ソフトへの対応状況はどうか。海外メディアによるSIEジム・ライアンCEOのインタビューによれば、「99%のソフトで下位互換性が確認された」ということが明らかになっている。
現時点でどのソフトが、どのような理由で対応していないかについては、今回のハンズオンでは明らかにならなかった。
すでに市場ではPS5の予約販売が盛り上がっている。ハードウェアの進化には大いに期待できる一方で、細かな仕様の情報開示にも期待したい。
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