米NVIDIAのジェンセン・ファンCEOは10月5日(現地時間)、英Armの買収に言及し、NVIDIAのAI技術とNVIDIA RTXグラフィックスエンジンをArm向けに移植すると発表した。リアルタイムでのレイトレーシングを可能とするNVIDIAのRTXアーキテクチャは現在のところx86上でのみ動作するが、Armに対応すればスマートフォンなどより広範なデバイス上で利用可能になるとみられる。
NVIDIAはArmパートナー企業に対し、GPU、ネットワーキング、ストレージ、セキュリティ技術を補完すべく投資を行う。また、Armパートナー企業と共同で、HPC、クラウド、エッジ、PCのためのプラットフォームを作り上げるとしている。
NVIDIAは9月13日、ソフトバンクからArmを約4兆円で買収すると発表。英ケンブリッジにAI研究センターを設立することを明らかにしていた。
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ソフトバンクG、ArmをNVIDIAに約4兆円で売却Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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