特別定額給付金の通知を装う新たなフィッシングメールを確認したとして、フィッシング対策協議会は10月19日、注意を呼び掛けた。同協議会は15日、「二回目特別定額給付金の特設サイトを開設しました」という件名の偽メールを確認し、注意喚起していたが、別の文面を使ったメールが出回っているという。
新たな偽メールの件名は「特別定額給付金再給付申請手続き代行を始めました」。文面には「マイナポータルからオンライン申請を行う場合は、以下の準備が必要になります」などと記載されている。給付金の申請には個人情報の入力や本人確認書類の写しが必要だとし「https://kyufukin.●●●●/」などのURLに誘導する。
誘導先のデザインは15日に確認した偽サイトと同じで、氏名や生年月日の入力、通帳やキャッシュカードを写した画像のアップロードが求められる。
偽サイトは19日午前11時時点で稼働中。誘導先のURLは「https://kyufukio-soumu-go-jp.●●●●/」「https://kyufukin.●●●●.best/」「https://kyufukin.●●●●.click/」など、種類が増えているという。フィッシング対策協議会は、これらのリンクにアクセスしないよう注意を呼び掛けている。
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