ソニーは10月20日、JAXAや東京大学と協力し、同社製カメラを搭載した人工衛星を2022年に打ち上げると発表した。一般の人たちが地上から操作し、撮影できるようにする。オンラインで開催中の「CEATEC 2020」で明らかにした。
プロジェクトは、JAXAが2018年から推進している共創プログラム「JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ」(J-SPARC)の一環として進める。東大が超小型の人工衛星を作り、ソニーが開発したカメラを搭載。JAXAは人工衛星の運用などで技術支援を行う。
カメラは地上から遠隔でパン、チルト、ロール、ズームといった操作が行える。ソニー、宇宙エンタテインメント準備室の中西吉洋さんは「一般の人たちも(スマホやPCで)予約し、カメラを操作して撮影できる仕組みを作りたい。台風や天の川など撮影して共有できる世界を目指す」とした。
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オンライン開催になった「CEATEC」、出展者半減も「過去最多の来場者数目指す」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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