PayPayは10月26日、モバイル決済サービス「PayPay」のミニアプリを開発するためのAPIを公開した。外部ECサイトやアプリのオンライン決済に、PayPayを使えるようにする開発者向けサイト「PayPay for Developers」で提供する。
ミニアプリは、PayPayのパートナー企業が提供するサービスの予約や商品の注文などを、ユーザーがPayPay内で行える機能。現在は「PayPayモール」「PayPayフリマ」「タクシー配車」「ボーナス運用」「お金を借りる」「Uber Eats」を利用できる。
APIの公開によって、ミニアプリで自社サービスを展開したい企業は簡単にサービスを開発できるようになるという。PayPay上でミニアプリと自社サービスを連携することで、新規顧客の獲得や利用者の拡大につなげられるとしている。
利用にはPayPay for Developersへの登録と、加盟店の申し込みが必要。申し込みが完了すると、API連携できる本番環境や開発環境を使える。
PayPayの利用者は10月19日時点で累計3300万人を突破。今後も多くの企業が提供するサービスをミニアプリとして提供し、ユーザーの利便性を高めたいとしている。
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