武田大臣、ドコモ新プラン「ahamo」に期待 苦境が予想されるMVNOには「食うか食われるか」「経営努力を」
NTTドコモが月間データ通信容量20GBで月額2980円(税別、以下同)の新プラン「ahamo」(アハモ)を発表したことを受け、総務省の武田良太大臣は12月4日の会見で「公正な競争市場を作る大きなきっかけになると期待」とコメントした。
ahamoは、月額2980円で月間データ通信容量20GB、通話1回当たり5分以内のかけ放題が付いた料金プラン。4G、5G通信に対応し、キャリアメールは提供しない。KDDIやソフトバンクが発表しているサブブランドでの新プランよりも低価格だとして注目を集めている。
ドコモがahamoを発表したことに対し、武田氏は「事業者の経営判断に基づくもの」としながらも「およそ6割強の値下げに踏み切ったことは、(市場に)公正な競争を導く大きなきっかけになる」と評価。サブブランドではなくメインブランドという位置付けのプランであることについて「他社も(ahamoを)注視していると思うので、それぞれの経営判断に基づいて適切に運営してほしい」と述べた。
大容量で低廉なahamoは競争力が高い一方、MVNOへの影響も懸念される。将来的にドコモに対抗できる事業者がいなくなるのでは、という記者からの質問に対しては「食うか食われるかの競争社会は激しい競争があるもの。MVNOにも経営努力をしていただかないとならない」とし、ユーザーがプランに納得し安心して利用できるサービスを提供するよう事業者に求めた。
また武田氏は、消費者庁の井上信治大臣とともに12月9日に携帯電話料金の値下げなどについて話し合う会合を開くと発表。公正取引委員会とも連携しながら、公正な競争原理が市場に働いているか確認し、携帯電話の契約手続きの簡素化や乗り換え手数料の無料化などに向けた取り組みを強化したいとしている。
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