米Googleと韓国Samsung Electronicsは12月8日、Samsung傘下の米スマートホーム企業SmartThingsによるGoogleのNest製品のサポートを来年1月に開始すると発表した。Nestシリーズのホームカメラやサーモスタットなどの一連の製品がSmartThings対応製品認証の「Works With SmartThings」(WWST)を取得した。
SmartThingsは既に180以上のブランドを認定し、6300万以上のユーザーを擁しているが、Google製品は認定されていなかった。
この認証により、Nest製品をSamsungのSmarThingsアプリで制御できるようになる。例えばSamsungのスマートTVやスマート冷蔵庫でNestのホームカメラの映像を確認することなどが可能になる(Nestのセキュリティ製品は日本では販売されていない)。
また、10月に発表したSamsungのスマートTVによる「Googleアシスタント」対応に続き、Googleアシスタントで操作できるSamsung製スマートデバイスのラインアップを拡大する。SmartThingsアプリを含む複数のSamsungのアプリでGoogleアシスタントにリンクすることで、例えば「ヘイGoogle、オーブンを350度で予熱して」と言うことでSamsung製スマートオーブンを操作できるようになる。この機能は、日本語でも利用可能になる。
Samsungには独自アシスタント「Bixby」があるが、同社のスマートホーム製品は米Amazon.comの「Alexa」には2015年から対応している。
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