米Googleは12月8日(現地時間)、視線で操作できる会話アプリ「Look to Speak」をリリースした。ユーザーは、スマートフォンの前で視線を動かすことで、用意されたリストの中から話したい言葉を選べる。選択されたフレーズを読み上げる機能も備える。
アプリでは、画面を左右と上部で三分割。左右に話す言葉の候補、上部にキャンセルボタンなどを割り振っており、ユーザーは選択したい言葉やボタンの方向に視線を動かすことで操作できる。
視線の検知には顔認識技術を利用しており、感度も調整可能。よく使う単語やフレーズを優先的に表示する機能も搭載するが、取得したデータは外部に共有しない。屋外やシャワールームなどでも利用できるという。
言語障害や運動障害により自由に会話できない人が、伝えたいことを自分自身で表現できるようにする目的で開発したという。対応OSはAndroid 9.0以上。
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