厚生労働省は12月21日、新型コロナウイルスの新規感染者数などのデータをまとめた情報サイトを開設した。全国の自治体から報告されたデータを集約し、感染者数の推移などをグラフで表示する。
厚労省が開設した情報サイト「データからわかる−新型コロナウイルス感染症情報−」では、全国の日別の新規陽性者や重症者数、累積の陽性者数や死者数の推移をグラフで表示。都道府県別の表示にも対応する。各項目で色分けしており、厚労省の担当者は「デザインや数値など視覚的に分かりやすい仕様を心掛けた」と説明する。
これまでも厚労省は感染者情報を発信していたが、全国のデータをグラフなどで網羅的に紹介するサイトは存在しなかった。7月ごろに事業者の選定を行い、4〜5カ月程度かけてサイトを構築した。
今後は英語表記への対応や性別・年齢別のデータ、提供データをダウンロードする機能などの追加を検討しているという。
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