スマートフォンゲーム「Pokemon GO」(ポケモンGO)を運営する米Nianticは、「THE NORTH FACE × GUCCI」のアバター用着せ替えアイテムの無償配布を1月5日に始めました。しかし配布場所が極めて限定的であるため、SNSではプレイヤーから「また地方格差」と嘆きの声が上がっています。
THE NORTH FACE × GUCCIは、アウトドアブランドのTHE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)と高級ブランドGUCCI(グッチ)のコラボレーション企画。ノース・フェイスが1970年代に販売していたアイテムをモチーフにデザインしたコレクションをグッチの期間限定ショップ「GUCCI PIN」などで1月6日から販売しています。
ポケモンGOでは、実際のコレクションと同じデザインのTシャツ、帽子、バックパックをゲーム内アバターの着せ替えアイテムとして実装。GUCCI PINなどの販売店が新たに「スポンサーポケストップ」となり、現地でフォトディスクを回すとドロップする仕組みです。
対象ポケストップは世界100カ所以上。日本では東京、大阪、名古屋など11の都市にあり、東京の場合は新宿、渋谷、銀座と複数存在します。
しかし新型コロナウイルス感染症が再び広がり、東京都や隣接県で緊急事態宣言の発出を検討している時期とあって、Twitterではプレイヤーから「人の集まる地域に出掛けることに抵抗がある」「地域格差広げてどうするの」「無理ゲー」といった声が上がりました。
ポケモンGOでは10月にもファッションブランド「Longchamp Paris」(ロンシャン パリ)とのコラボを実施。このときは実際に販売している物と同じピカチュウ柄のリュックをゲーム内ショップで無償配布したため、一部プレイヤーからは同様の対応を求めています。
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