衆議院の議院運営委員会理事会が1月21日に行われ、国会議員と国家公務員の対面での打ち合わせを自粛することで与野党が合意した。今後は可能な限り、オンラインや電話で行う。新型コロナウイルスの感染が拡大し、緊急事態宣言が発出される中、接触を回避することで感染防止につなげる。
衆議院事務局によると、与党の自民・公明と野党の立憲民主党の担当者が会談。与党側が対面での打ち合わせを自粛するよう野党側に要望した。野党側は「できるだけ協力する」と答えたという。
国会では、議員が質問する内容を各省庁に事前通告した上で、省庁の職員が打ち合わせを重ねながら政府答弁をまとめる慣習がある。打ち合わせでは対面を希望する議員が多いことから、職員は議員会館などに足を運ぶ必要があった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR