ソニーは1月27日、5G通信に対応したクリエイター向けスマートフォン「Xperia PRO」を2月10日に発売すると発表した。スマホとして世界初(同社調べ)のHDMI入力に対応し、接続した映像機器の外部モニター出力やストリーミング配信など、プロ向けの用途を想定している。市場想定価格は22万8000円(税別)。
ディスプレイは約6.5インチ(3840×1644ピクセル)の4K有機ELを採用。本体のインタフェースはUSB Type-C×1とmicroHDMI(タイプD)を搭載。任意のアプリを呼び出せるショートカットキーも側面に配置した。
デジタル一眼カメラなどの外部モニターとして使う場合は、カメラ側の解像度やフレームレートを自動で検出して適切に表示する。グリッド線の表示やピンチイン・アウト操作による拡縮もできる。
SoCは「Snapdragon 865 5G Mobile Platform」を採用し、メモリは12GB、ストレージは512GBを搭載する。バッテリー容量は4000mAh。
5G通信は6GHz未満の周波数帯を使うSub6に加え、Xperiaシリーズ初の28GHz帯・ミリ波にも対応する。端末の上下左右に組み込んだ4つのアンテナを使い、データの通信速度やミリ波を受信している方向を可視化する「Network Visualizer」機能も搭載する。
日本ではECサイト「ソニーストア」や全国の量販店などでSIMロックフリーモデルを販売する。
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