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「学校の机、PC置くと狭すぎ」問題解決へ 「天板拡張くん」登場

» 2021年03月09日 11時37分 公開
[ITmedia]

 小中学校へのPC導入が進む中、生徒の机に取り付けるだけで天板の奥行きを10センチ拡張でき、PCを置いた際もスペースに余裕が生まれるツール「天板拡張くん」が登場した。教育向けマイコンボードの販売などを手掛けるティーファブワークス(千葉県)が内田洋行を通じて販売。希望小売価格は1個2300円(税別)で、5個単位で販売する。

画像 天板拡張くんを取り付けた学校机
画像 通常の机では、PCが落下リスクも

 文部科学省は、全小中学生に1人1台端末を保有させる「GIGAスクール構想」を打ち出している。ただ、教科書やノートを置いた学校の机にPCまで置くと、作業スペースが狭くなり、PCが押されて落下するリスクもあると同社は指摘する。

 天板拡張くんは、学校の机の天面に差し込み、付属のネジを手で回すだけで、奥行きを10センチ広げられるツール。後方と左右に落下防止ガードがついているため、PCが落下するリスクも減らせるとしている。

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