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Dropbox、ファイル共有サービスのDocSendを1億6500万ドルで買収

» 2021年03月10日 06時32分 公開
[ITmedia]

 米Dropboxは3月9日(現地時間)、ドキュメント共有ツールを提供する米新興企業DocSendを買収することで合意に達したと発表した。買収総額は1億6500万ドル(約180億円)で、取引は3月中に完了の予定だ。

 dropbox

 DocSendは2013年創業のカリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置く非公開企業。1万7000以上の企業向けにメールへのファイル添付に代わる安全なファイル共有ツールを提供する。このツールでは共有したファイルへのアクセス状況などを追跡することも可能だ。


 Dropboxは、コロナ禍でリモートワークが常態化している現在、「ビジネスリーダーは共通のワークフローをより細かく制御する必要がある」とし、DropboxとDocSend、2019年に買収したデジタル署名サービスのHelloSignを組み合わせることで「エンドツーエンドの安全なドキュメント共有ワークフロー」を提供できると語った。

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