ITmedia NEWS > 社会とIT >

データをブロックチェーンに記録、唯一無二の“NFTデジタルシール” 「ミリオンアーサー」シリーズに投入

» 2021年03月18日 13時17分 公開
[ITmedia]

 スクウェア・エニックスは3月17日、ブロックチェーン技術を使ったゲーム開発ベンチャーdouble jump.tokyoと共同で、「ミリオンアーサー」シリーズのデジタルアイテムとして、ひも付けデータやデザインなどが1つ1つ異なる「NFTデジタルシール」を夏に発売すると発表した。

 NFTデジタルシールは、購入者情報などがブロックチェーン上で記録され、デザインもシールごとに異なる「唯一無二のデジタルシール」。コピー・複製も不可能なのが特徴だ。

画像 「弱酸性ミリオンアーサー」キービジュアル

 NFTは「Non-Fungible Token ノン ファンジブル トークン」の略で、代替性のないトークンを表す言葉。トークンはブロックチェーン上で、所有、譲渡を管理できる。

 NFTデジタルシールは、ブロックチェーン上に購入者情報が記録され、シリアルナンバーやロットナンバー、使用履歴などのデータもシール自体に紐づけられるため、コピー・複製などを行えないという。さらに、シール毎に異なるデザインにすることで、見た目も唯一無二のデジタルシールを所有できる。

 スク・エニは今後も、ブロックチェーンを利用したゲームの活性化や、新たなデジタルエンタテインメントンテンツの創出などを目指すとしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

あなたにおすすめの記事PR