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» 2021年03月12日 13時34分 公開

老舗Christie's初のNFTオークション、デジタルアートが約75億円で落札

英国の老舗オークションハウスChristie'sが初めてデジタルアートのNFTをオンライン競売にかけた。このBeepleの作品は6934万6250ドル(約75億円)で落札された。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 英老舗オークションハウスのChristie'sは3月11日(現地時間)、初めて主催したデジタルアートのNFT(Non-Fungible Token、代替不可能なトークン)のオンライン競売で、作品が6934万6250ドル(約75億円)で落札されたと発表した。このオークションは同社にとって、イーサリアムでの支払いを受け入れる初のオークションでもあった。

 beeple 1 オークションページ

 落札されたのは、デジタルアーティストBeepleとして知られるマイク・ウィンクルマン氏の作品。同氏は2007年5月1日から自身のWebサイトで13年以上、毎日1点のデジタルアートを公開し続けてきた。競売にかけられたのは、BeepleがCristie'sのために作成した「EVERYDAYS: THE FIRST 5000 DAYS」というデジタルコラージュ作品。5000日目までの作品をコラージュにしたものだ。

 beeple 2 作品概要にはトークンIDやウォレットアドレスが表示されている

 Christie'sによると、Beepleはこの落札で、高額で作品が売れた生きている芸術家のトップ3入りしたという。

 beeple 2 Beepleことマイク・ウィンクルマン氏

 NFTはブロックチェーン上に存在し、デジタルアートの所有権を示す一意のファイルだ。実態はないが、NFTで認証しているものの所有権を主張でき、転売も可能だ。Beepleは2月には別のデジタルアートのNFTを660万ドルで売却した。イーロン・マスク氏の妻Grimesのアートジャック・ドーシー氏の最初のツイートもNFTとして売りに出された。

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