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「シン・仮面ライダー」発表で“伏線回収” 庵野監督、東映生田スタジオ跡地をお参り

» 2021年04月05日 12時58分 公開
[ITmedia]

 映画「シン・仮面ライダー」の制作が発表された4月3日、カラーのTwitterアカウント「カラー2号機」が2月にツイートした内容にファンが注目した。カラー2号機は制作時の裏話などを積極的にツイートしている。

映画「シン・仮面ライダー」は23年3月公開予定 © 石森プロ・東映

 ツイートは2月7日付。その日が「仮面ライダー」第1話の撮入(撮影開始)50周年と紹介し、2020年に庵野監督が「東映生田スタジオ」跡地をお参りした写真を公開した。庵野監督は特撮好きで知られているためファンは“聖地巡礼”のように受け止めたが、中には「次はシン・カメンライダーですか?」という声もあった。

 シン・仮面ライダーの制作が発表された3日、カラー2号機は自らのツイートを引用して「作品を引き継がせて頂くご報告に伺った」とお参りの真の目的を明らかに。ファンから「なるほど」「そういうことだったのか」という声が上がっている。

 東映生田スタジオ(畑山スタジオ)は、現在の川崎市麻生区多摩美にあった東映のテレビ番組の撮影所。1971年に当時盛んだった労働争議を避けて「仮面ライダー」を撮影するために開設し、初代所長を仮面ライダーの制作担当だった内田有作さんが務めた。

 スタジオは1978年に閉鎖。7年間で仮面ライダーの初期シリーズの他、「秘密戦隊ゴレンジャー」「超人バロム・1」「大鉄人17」など多数の作品を送り出し、1970年代の特撮シーンを支えた。

庵野秀明監督が構成した「生誕50周年『仮面ライダー』メモリアル映像」より

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