「うんこドリル」を出版している文響社は4月6日、トヨタ・モビリティ基金と協業して小学生の交通事故削減のための冊子「うんこ交通安全ドリル」を発表した。スマートフォンなどで学べるWebサイトも公開した。
「子どもが手をあげながら歩道を渡っている。なぜ?」「1、うんこがもれそうだから」「2、運転席から見えるように」。帰宅シーンを想定した2択問題で交通ルールや注意するポイントなどが学べる。
ふんだんに「うんこ」を取り入れ、子どもが読み進めるモチベーションを高め、記憶の定着につなげるという。冊子はA5版でフルカラー20ページ。全日本交通安全協会推薦。
スマートフォンやタブレットで学べるWebサイトも用意した。冊子同様の2択問題が30問あり、ランダムで1回に15問を出題する仕組み。所々に「うんこ」モチーフの問題やイラストを使用したことで視覚的にも理解が深まるという。
うんこドリルは、すべての問題と例文に「うんこ」を入れた画期的な学習参考書。2017年に第1弾「うんこ漢字ドリル」を発行するとすぐに人気となり、発売から約1カ月半で発行部数100万部を突破した。
その後、算数や英語など教科を広げ、文響社は「うんこ事業部」を設立。現在は未就学児向けのドリルなども刊行し、シリーズ累計発行部数は820万部に達している。
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