「チケット販売は半分」 フジロック、開催へ意欲も難しさ浮き彫りに
国内屈指の“夏フェス”「フジロックフェスティバル」を運営するSMASHは4月16日、今年の出演アーティストの一部を発表した。コロナ禍での開催とあって制約が多く、チケット販売は例年の半分程度にする見通しだ。
16日に発表した出演者は国内のアーティストが中心だった。フジロックの創始者でプロデューサーを務めるSMASHの日高正博さんは18日にFMラジオ局「J-WAVE」の番組に出演し、海外のアーティストはコロナ禍でビザが下りない状況にあると明かした。また“密”を避けるためチケットの販売数は例年の半分程度にするという。
フジロックは毎年夏に新潟県の苗場スキー場で3日間にわたり開催している日本屈指の夏フェス。2020年はコロナ禍の影響で“延期”したが、観客が購入したチケットは21年のフジロックでも有効という。
一年間チケットを持って待ち続けてくれた人たちにはプレゼントを用意する。一方、今年の開催概要を発表した後で改めて昨年のチケットの払い戻し対応も始めた。日程やお目当てのアーティストが出ないなど個々の事情に配慮した。
公式サイトなどによると、会場は全てのステージを屋外とし、悪天候時に退避するテントステージも風通しの良い構造にするという。各ステージには人数制限を設け、入口で検温を実施する。
観客には常時マスクの着用やソーシャルディスタンスの確保を求める。「大事なのはお客さんに自覚してもらうこと。自分のためじゃくて隣の人のために距離をとってほしい」と日高さんは訴える。
他にも大声での歓声や会話、ダイブやハイタッチなどの接触行為、出演者への差し入れはすべてNG。スタッフの指示に従わない場合は退場を求める。前回まで24時間対応していたアルコール類の販売も時間を短縮する。
日高さんは「今年のクルーは大変だと思う」としつつ、「真価が発揮できるかどうか、一番大事なところ。お客さんも俺たちも。これでとろけるようじゃロックンロールじゃないよね」と前向きに語った。
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