学研プラスが4月8日に発売した、東映の特撮ヒーロー図鑑「学研の図鑑 スーパー戦隊」(税込3630円)が売れている。発売3日で増刷が決定。1週間で2万4000部(19日付オリコン週間ランキング)を売り上げ、全書籍ランキング2位に入ったという。
購入者からは、「戦隊愛を感じる」「情報量の多さに興奮する」など絶賛が届いているという。
「“もし、スーパー戦隊が現実世界に存在したらどんな学習図鑑になる?」がコンセプト。1975年放送の「秘密戦隊ゴレンジャー」から最新の「機界戦隊ゼンカイジャー」まで、全45のスーパー戦隊、総勢約300人の戦士について、各戦士のプロフィールとロボの合体相関図を中心に詳しく解説した。
スーパー戦隊の乗り物が東京上空を飛行する様子を表現したページや、現実の歴史とスーパー戦隊の歴史を併記した年表も。各戦隊の乗り物やロボットの移動速度を比較する「くらべてみよう」のページ、メカの透視図など「分かりやすい図鑑作りのノウハウを駆使した」という。東映が監修した。
担当した編集者は、「正直、ここまでファンのみなさまに受け入れてもらえるとは想像していなかった」という。「本書は、敵組織や放送エピソード、キャストなどについての内容は扱っておりませんので、ご了承ください』と公表したところ、たいへん厳しい反応がかなりあった」ためだ。
だがふたを開けてみると、この新しい切り口が反響を呼び、「一冊まるごと“スーパー戦隊が現実にいたら”をテーマにした書籍をつくった筆者の戦隊愛を感じる!」「ヒーローたちはこの世界にずっと生きてきたし、これからも生きていくと考えるともう最高……」「組織がカテゴリーに分けて紹介されてるのが、これぞ図鑑! って感じでめっちゃ好き!!!」などの好評の声が、SNSなどに投稿されているという。
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