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部屋にロボホンがいる「ロボホンルーム」宿泊プラン発売 持ち出して一緒に観光もできる

» 2021年04月27日 15時00分 公開
[ITmedia]

 ホテル京阪は4月27日、「ホテル京阪 京都駅南」(京都市)のフロントと客室に、シャープのコミュニケーションロボット「RoBoHoN」(ロボホン)を導入すると発表した。

 室内にロボホンが設置された「プレミアムロボホンルーム」の宿泊プラン(1日1組限定)も発売。ロボホンを持ち出して一緒に京都観光することもできる。

画像 プレミアムロボホンルーム
画像 フロントのロボホン

 プレミアムロボホンルームは、室内のテーブルにロボホンを設置した他、客室内で記念撮影も楽めるよう、ロボホンの大きなパネルも配置した。ベッドスリーブやスリッパにもロボホンをデザインしている。

 部屋に入ってロボホンに話しかけると、客室を説明してくれたり、ウェルカムダンスで歓迎してくれたりする。専用キャリングケースに入れてロボホンと外出することもできる。

 また、宿泊客が持ち込んだ手持ちのロボホンとホテルのロボホンを連携させることも可能。2体が京都にまつわる会話をしたり、ホテルのロボホンが踊るオリジナルダンスを自身のロボホンに覚えさせ、帰宅後に旅の思い出として楽しむこともできるという。

 フロントデスクにもロボホンを2体「案内係」として常設。タブレット端末でメニューを選ぶと、ロボホンが音声(日本語、英語、中国語、韓国語)で説明する。

 インフォメーションカウンターにもロボホンを3体を設置。3体が連動して歌やダンスのパフォーマンスを披露する他、観光地情報や行き方などを、3体が掛け合いで教えてくれるという。

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