飼い猫の活動を記録できる首輪型IoTデバイス「Catlog」を展開するベンチャー企業のRABO(渋谷区)は、飼い猫の消費カロリーを計算できる新サービス「Catlogフードケア」をリリースした。猫の健康管理に役立つとしている。
飼い猫のエサの種類とパッケージに書かれた内容を登録すると、Catlogで得た行動データと組み合わせて消費カロリーを独自に計算。摂取と消費のバランスを表示する。
手持ちのフードを一覧表示し、リストからECサイトに遷移して購入することもできる。
Catlogは、歩く・走るといった活動量や、食事・飲水の回数などのログを自動で取得するIoTデバイスで、取得した行動データは累計12億件を超えたという。
新サービスは、Catlogで取得したデータを独自のロジックで消費エネルギーに換算し、毎日の食事量と照らし合わせることで、消費と食事のバランスを提案する。
同社は新サービスについて、「これまでは、体重を食事量の参考にするほかなかったが、これからは猫様一匹一匹の体型や活動状態に合わせたパーソニャルな食事量を考えてあげることができる」とアピールしている。
同社が今夏に予定している、猫の体重や排泄量などを測れるIoTデバイス「Catlog Board」のリリース以降は、Boardで取得するデータも活用して、猫ごとの理想体重や、体重・消費・摂取のバランスなども提案していくという。
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