米大統領報道官のジェン・サキ氏は5月25日(現地時間)の記者会見で、日本の五輪開催の決定に対する米国の支持に変化はないかという質問に対し、「われわれの立場は変わっていない」と答えた。米国務省が前日、日本への渡航警戒水準を「Level 4:Do not travel」(渡航中止)に引き上げたことを受けての質問だ。
「米国は月曜、日本への渡航を中止するよう促した。これはオリンピックのちょうど2カ月前だ。日本のオリンピック開催の決定に対する米国の支持に変化はあるか?」という質問に対し、サキ氏は「われわれの立場は変わらない。日本政府と国際オリンピック委員会(IOC)が今年の夏の東京五輪に向けて準備を慎重に進めていることを理解している。日本政府は大会の開催で公衆衛生が優先事項だと強調しており、米大統領は米国選手を応援している」と答えた。
同氏は「選手団の渡航は、厳格な新型コロナ対策下にあるオリンピックに向けたものであることに注意してほしい」とし、選手団は「非常に限られたカテゴリー」だと語った。
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