スマートフォンゲーム「Pokemon GO」(ポケモンGO)を運営する米Nianticは5月27日(日本時間)、夏の大型イベント「Pokemon GO Fest 2021」(以下、Go Fest)の概要を発表しました。日程は7月17日と18日。610円(税込)のチケットを購入すれば誰でも参加できます。
最近ポケモンGOを始めた方はご存じないかもしれませんが、もともとGO Festは大きな公園など特定の場所に世界中からトレーナーが集まる大規模なリアルイベントでした。日本でも横浜や横須賀で実施され、参加には抽選で当たる必要がありました。誰でも参加できるわけではなかったのです。
コロナ禍で長距離の移動や特定の場所に人を集めることが難しくなり、2020年に初めてステイホームでも参加できるバーチャル開催になりました。同時に人数制限がなくなり、チケットさえ購入すれば誰でも参加できるようになりました。
Nianticによると今回は“音楽祭”がテーマ。スペシャルリサーチや出現するポケモンなど、随所に音楽に関連した演出があります。
例えばゲーム内のBGM。「ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア」の“おきがえピカチュウ”からポケモンGOにも「マスクド・ピカチュウ」が実装されていますが、今回は「ハードロック・ピカチュウ」と「アイドル・ピカチュウ」が出てくる模様。プレイヤーがいずれかを選ぶと、ゲーム内のBGMが変わります。
いずれの楽曲も今回のGO Festのためにポケモンの音楽プロデューサー・増田順一さんが手掛けたオリジナル曲です。原作ゲームのファンも見逃せない演出になりそうですね。
スペシャルリサーチは、ウィロー博士とチームリーダーたちが音楽コンサートの開催を目指すという内容。GO Festでは毎回、スペシャルリサーチを達成すると幻のポケモンを入手できるので、音楽がテーマの今年は「メロエッタではないか?」 と噂されています。またスペシャルリサーチ完了後に「GOスナップショット」を撮ると、「特別なサプライズ」があるそうです。
他にも「タブンネ」「チリーン」「コロボーシ」など音楽に関係するポケモンも出現します。ピカチュウも「特別な衣装」を着て野生で登場する予定。ハードでロックな衣装だったりするのでしょうか。
他に「ポニータ(ガラルのすがた)」「ジグザグマ(ガラルのすがた)」も「特別な衣装」で1日めのレイドバトルに登場します。
今年のGO Festはプレイ内容が日替わりになりそうです。17日はポケモンの捕獲がメイン。時間ごとに出現するポケモンが変化し、たくさんの種類のポケモンが捕獲できる趣向。「モノズ」「ヒポポタス」など最近はあまり見かけないポケモンに加え、地域限定の「ペラップ」も出現します。
新しい色違いのポケモンは「タブンネ」「チリーン」「オタマロ」「ゴニョニョ」「アンノーン(F)」「ダゲキ」「ナゲキ」。ナゲキも地域限定ポケモンで日本初登場です。「アンノーン(G)」の色違いも捕獲できる可能性があります。
2日目は“レイドバトル”が中心。出現するポケモンの詳細は後日発表予定ですが、Nianticによると「大人気のポケモンが期間中に戻ってくる」とのことで、復刻レイドが中心になりそうです。
見逃せないのは、レイドパスをたくさんもらえること。ジムのフォトディスクをまわすと通常の「レイドパス」最大10枚、「タイムチャレンジ」をクリアすると「リモートレイドパス」最大8枚。さらにリモートレイドパス3枚が含まれた無料のイベントボックスが当日ショップ内に登場します。
その他のイベント特典は「ルアーモジュール」の効果が3時間、「ふかそうち」に入れたタマゴのかえる距離が半分、イベント限定のステッカーがギフトやポケストップから入手可能など。また今年はGoogle Playがイベントの公式スポンサーになったため、Androidユーザーはチケット購入時のポイント4倍や限定ギフトなどの特典もあります。
盛りだくさんの「Pokemon GO Fest 2021」。チケットはゲーム内ショップで販売しています。
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