米Amazon.comは6月24日(現地時間)、21日と22日の2日間開催した「プライムデー」のまとめを発表した。例年通り具体的な数値は開示しないが、サードパーティの小売店の収益は昨年のプライムデーの2倍だったとしている。
「Amazonのサードパーティ販売者にとってこれまでで最大の2日間だった」とはしているものの、Amazon全体としては「過去最高」とは謳っていない。同社は例えば昨年のホリデーシーズンの結果発表の際は、「当社史上最大のホリデーショッピングシーズンになった」と発表している。今回の発表文では「プライム会員は世界中で2億5000万点以上のアイテムを購入し、これまでのどのプライムデーよりも多く節約した」としている。
世界レベルで最もよく売れたものとして、Alexa Voice Remote搭載の「FireTV Stick 4K」を挙げた。また、タブレットのAmazon Fireシリーズが数十万台売れた。
最も売れた製品に含まれるものとして、米iRobotの掃除機「Roomba 692」、米Keurigのコーヒーメーカー「K-Slim」、米Goli Nutritionの「アップルサイダービネガー グミビタミン」、米P&Gの歯磨き剤「Crest 3D White Professional Effects Whitestrips」を挙げた。ノートPCとヘッドフォンが100万台売れたという。
日本では、コカ・コーラの「やかんの麦茶」、カナダドライブランドの 「ICY SPARK」、P&Gの「除菌ジョイ コンパクト 食器用洗剤 詰め替え ジャンボ 1330mL」が「Amazonデバイス以外で最も売れた製品の幾つか」として挙げられている。
米CNBCが紹介した米Adobe Analyticsの調査結果によると、プライムデーの48時間の米国での総売上高は110億ドル。Adobeは昨年のプライムデーは104億ドルと推定している。昨年のサイバーマンデーの24時間(109億ドル)よりもわずかに多かったという。
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