ルネサスエレクトロニクスは6月25日、3月の火災で生産能力が低下していた子会社の半導体工場の生産能力が、24日に100%復帰したと発表した。出荷量の完全復帰にはあと1カ月ほどかかる見込み。
火災は3月19日、ルネサスセミコンダクタマニュファクチュアリングの那珂工場(茨城県ひたちなか市)のN3棟(300?ライン)の一部工程で発生した。
その後復旧作業を進め、4月17日から順次生産を再開。6月24日、火災発生前の生産能力復帰に必要な装置全ての立ち上げが完了した。
N3棟全体の出荷水準は7月第3週ごろ復帰する見込みだが、個別製品の出荷水準復帰は「それぞれ時期が異なる」としている。
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