ドナルド・トランプ前大統領のシニアアドバイザー、ジェイソン・ミラー氏が立ち上げたTwitterのようなSNSアプリ「GETTR」の公式版が7月1日(現地時間)、App StoreとGoogle Playストアで公開された。日本語にも対応する。
「世界中の人々のための、偏りのないソーシャルネットワーク」を謳う。ミラー氏は、アプリの正式立ち上げは7月4日の独立記念日だとツイートした。
構造はTwitterに非常によく似ており、フォローしたアカウントの投稿がタイムラインに流れてくる。まだ正式立ち上げ前ではあるが、「Daily News」というアカウント(ロゴが違うのでDaily Newsのものではないようだ)のフォロワー数は既に5000を超えている。
トランプ氏公式を名乗るアカウントもあり、リンク先は同氏の公式Webサイト「SAVE AMERICA」になっている。
GETTRのトレンドには「#niggars」「#niggerhating」のような人種差別的なものや、「#godplesspresidenttrump」や「#trumpleadership」のようなトランプ氏を支持するハッシュタグが散見される。
完全な無法地帯なわけではなく、利用規約には「GETTRは言論の自由を中核的価値として保持しており、あなたの意見を検閲することを望んでいない」が、「独自の裁量により、(投稿を)拒否または削除することができる」とある。
トランプ氏はTwitterとFacebookから締め出された後、公式サイトの一角「FROM THE DESK OF DONALD J. TRUMP」にメッセージを投稿していたが、このコーナーは6月初頭に閉鎖された。
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