ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

「カブトムシ相撲」をオンライン開催、コンピュータ上で自動対戦 鹿児島県大崎町

» 2021年07月12日 13時05分 公開
[荒岡瑛一郎ITmedia]

 鹿児島県大崎町は7月12日、2021年夏の「カブト虫相撲」をオンライン開催し、その様子をYouTubeで配信すると発表した。試合は実際のカブトムシを使わず、コンピュータ上で完結するという。

 参加者は自宅に郵送されるカブトムシのぬり絵に色を塗り、名前を付けて大会運営者に返送。ぬり絵を反映したカブトムシが、格闘ゲーム風のバトル画面で自動対戦する。制限時間内に残っている体力ゲージが多いカブトムシが勝利となる。大会はトーナメント形式で、全対戦を8月28日に配信する。

対戦の様子

 主催する社会福祉法人の愛生会(鹿児島県大崎町)は「新型コロナの影響で20年と21年のリアルでの大会を中止にしたが、メールや電話で残念がる声が届いた。なんとか開催できないか対応を考え、21年はオンライン形式にした」という。

 参加は無料で、対象は日本全国の小学校1年生〜中学校1年生。定員は128人で、7月14日までエントリーを受け付ける。

 大崎町のカブト虫相撲は21年のオンライン大会で33回目。例年は見学者も含めて約3000人が参加していたという。21年大会は12日朝の時点で84人がエントリー済みという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.