株取引アプリの米Robinhood Marketsは7月29日(現地時間)、米NASDAQに上場した。新規株式公開(IPO)公開価格は1株当たり38ドルで、公開株式数は5240万株。ティッカーシンボルはHOOD。上場に伴い、約20億ドルを調達した。
初値は公開価格と同じ38ドルだったが、上場初日の終値は公開価格を8.4%下回る34ドル82セントに下がった。終値に基づく時価総額は290億ドル。
Robinhoodのアプリでは、株式、上場投資信託、暗号通貨などを無制限に手数料なしで取り引きできる。その手軽さと使いやすさで若い投資家に人気がある。だが、ユーザーがヘッジファンドなどに対抗しようとGameStop株などを集団で買って株価を上げることにアプリを利用したり、金融業界規制当局から「虚偽または誤解を招く」情報提供などがあったと批判されたりした。
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