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「コンビニおにぎり開けられない」海外レポーターの苦戦動画が130万再生 セブンは「きれいな開け方」ネットで公開東京五輪とネット(1/2 ページ)

» 2021年07月30日 15時20分 公開
[松浦立樹ITmedia]

 五輪の海外レポーターが「コンビニおにぎり」の開封に悪戦苦闘するツイートが注目を集めている。カナダから来日中の五輪レポーターのアナスタシア・バクシスさんは7月27日、セブン-イレブンのツナマヨおにぎりをうまく開封できず、日本語で「助けてください」と添えた動画をツイート。それを見たユーザーからは、正しい開封方法のレクチャーや応援のリプライが殺到し、30日現在で動画の再生回数は127万回、ツイート自体も3.2万RT、7.8万いいねを記録している。

 これを受け、セブン-イレブン・ジャパンは29日、コンビニおにぎりの「きれいな開け方」を紹介する動画をTwitterで公開。「海外からのお客様のため」として英訳した文章も掲載したところ、動画の再生回数は30万回を超えた。これを見たTwitterユーザーからは「SNSのよい使い方」「お年寄りに見てもらっても役立ちそう」「日本人だけど勉強になった」などの声が上がっている。

 セブンのアカウントは動画の他に、開封フローを示した図も公開。これによると、2番目の手順で、おにぎりの中央にあるビニールを「後ろまで引っぱる」のが、きれいに開けるためのコツのようだ。

おにぎりの開封フロー。中央にあるビニールを「後ろまで引っぱる」のがコツ

 話題のきっかけになったアナスタシアさんは30日、「放送前におにぎりを食べました。日本の素晴らしい人々にあらためて感謝します」と日本語でツイート。おにぎりとのツーショット写真も添付し、ネットユーザーたちに感謝を伝えている。

短期連載「東京五輪とネット」

57年ぶりの東京開催となった「東京2020オリンピック・パラリンピック」。前回開催時と異なりネットが普及した今、ネットを通じてさまざまな声や交流が生まれている。競技者やサポーター、報道関係者、企業など、国や立場を超えて生まれる“ネットと五輪”ムーブメントを追う。

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