野村総合研究所は8月4日、Nintendo Switch向けゲーム「あつまれ どうぶつの森」を活用し、データサイエンス用語を解説する動画を公開した。制作にはeスポーツ事業を手掛けるFusion(埼玉県熊谷市)が協力しており、野村総研の監修のもと「ビジネスに大きなインパクトを及ぼすものを厳選し、専門知識がない人でも理解しやすくした」(Fusion)という。
公開した動画は、Cookieについて解説する「クッキーレス時代の到来」、ビジネスと機械学習の関係を説明する「機械学習と統計学の関係」、AIによる顔認証の仕組みなどを解説する「ディープラーニングって何?」の3本。
各動画では、ゲーム内で2社が制作した「NRIヨコハマ」という島に訪問するための番号も紹介。島には大量のサーバやデスクが並ぶ空間など、データサイエンスを想起させるエリアを設けている。
任天堂は法人による「あつまれ どうぶつの森」の利用について、UUUMなど事前に認めた企業を除いて禁止している。ただしそれ以外の企業でも、他のプレイヤーにマイデザイン(ゲーム内で作成した絵や服)を配布したり、自分の島に招待したりすることを目的とする場合は、映像やスクリーンショットをWebサイトにアップロードすることを許可しており、野村総研もこのガイドラインに沿って映像を制作したとしている。
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