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コニカミノルタの工場でまた爆発 7月の爆発火災から復旧直後

» 2021年08月13日 11時52分 公開
[ITmedia]

 コニカミノルタは8月12日、複合機向けトナーを生産する子会社の工場で同日夕に爆発が起き、生産設備が被害を受けたと発表した。この工場では7月6日にも爆発火災があり、原因を検証・対策した上で、8月7日に操業を再開したばかりだった。

画像 ニュースリリースより

 爆発があったのは、長野県辰野町にあるコニカミノルタサプライズの工場(敷地面積4万6641?、従業員数44人) 。

 12日午後5時15分ごろ、生産ラインで爆発が起きた。工場棟の生産設備1台が被害を受け、建物3階の外壁が一部損傷したが、人的被害はなかった。生産・出荷への影響は「確認中」としている。

 この工場では7月6日午後6時ごろにも爆発火災が起きていた。同社は「生産設備内での静電気が原因」と特定し、検証・対策した上で、「十分な安全を確保した」と8月7日に生産を再開していたが、再開から1週間足らずで再び爆発が起きたことになる。

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