米Facebookは8月13日(現地時間)、メッセージサービス「Facebook Messenger」(以下「メッセンジャー」)の音声および動画チャットをエンドツーエンド暗号化(E2EE)に対応させるテストを開始したと発表した。向こう数週間をかけて、ロールアウトしていく。
メッセンジャーでは、2016年からテキストチャットはE2EEにするオプションを提供している。Facebookによると昨年、音声および動画チャットが急増したことを受け、これらでもE2EEオプションの提供をすることにしたという。
利用できるようになると、「秘密のスレッド」に設定している相手とのメッセージング画面の右上に通話と動画チャットのアイコンが表示されるようになり、これをタップするとE2EEモードでのチャットが始まる。
Facebookはまた、昨年11月から提供している「秘密のスレッド」での「消えるメッセージモード」でメッセージが消えるまでの時間を5秒から24時間までの間で選択できるようにした。
また、傘下のInstagramで一部のユーザーに限定したテストにより、DMでのE2EE(オプトインの機能)のテストも開始するとしている。
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