イスラム原理主義勢力タリバンがアフガニスタン全土で権力を掌握したことを受け、米Facebookや米Google傘下のYouTubeは、タリバンが運営するとみられるアカウントを削除する方針を明かした。英BBCや英Reutersが8月17日から18日(現地時間)にかけて報じた。
BBCの報道によれば、Facebookはアカウントの削除に加え、タリバンを支援したり、称賛したりするような投稿を禁止する方針。アフガニスタンの情勢に詳しい専門家で構成されたチームを起用し、タリバンに関連するコンテンツを監視していることも明らかにした。
FacebookはInstagramやWhatsAppなど、同社が運営する他のSNSでも同様の対応を取るとしている。このうちWhatsAppについては、タリバンが連絡手段として活用しているという報道があることから、事実関係が確認でき次第、何らかの対応を取る方針。
その他、YouTubeはタリバンが運営しているとみられるアカウントの閉鎖を発表したとReutersが報じた。
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